巨峰ワインが生まれた町、福岡・田主丸

福岡市から南方へ、車で約1時間。

耳納連山の麓、深い森の中に広がる「巨峰ワイナリー」

ここは、巨峰の栽培から収穫、醸造、瓶詰、販売までを一貫して自社で行う日本初の巨峰のワイナリーです。

ぶどうの王様といわれる巨峰はワインにするのが難しいとされていましたが、日本酒の若竹酒造場の13代目蔵元の林田伝兵衛が、地元農家と協力し、約10年かけて1972年に巨峰100%のワイン作りに成功しました。

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ワイナリーの敷地内に入ると、まず目に飛び込んでくるのは大きな醸造所です。

ここでは巨峰の他にも地元で収穫されたブルーベリーや、いちご、桃など、季節ごとのさまざまな果物を使ったワインが作られています。

さらに奥へ進むと、地下貯蔵庫の入り口が見えてきます。

地下貯蔵庫の中は、まるで異空間。岩壁で覆われたこの空間は、西洋の城のような雰囲気が漂い、年代ごとに並べられたワインが静かに眠っています。

また、ワイナリーの歴史を感じる資料や、創業時に使用していた圧搾器なども展示されており、自由に見学することができます。

さらに、巨峰ワイナリーの敷地内にはレストラン「HEURIGE(ホイリゲ)」があります。

ここでは、地元食材を使った料理と共に、発酵途中の希少なハウスワインを楽しむことができます。テラス席から見渡す葡萄畑と田主丸の景色は、まさに絶景です。

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最後に立ち寄りたいのが、ワイナリーのショップです。

このお店では、自社栽培のワインやさまざまなフルーツワインを試飲しながら購入することができます。

特におすすめは、「ワインの赤ちゃん」。

巨峰の果汁がワインになる途中の状態をボトリングした初々しさの残る酸味と優しい甘味が特徴です。

2018年と2019年の2本セット2,860円(税込)

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巨峰ワイナリーは、訪れる人々に特別な体験と素晴らしいワインを提供してくれる場所です。ぜひ、福岡県久留米市の田主丸町に足を運んでみてください。

筆者プロフィール

名前:HANA

東京生まれ、福岡在住13年。アウトドアと美味しい料理が大好きです。

初めて巨峰ワイナリーを訪れた時、施設に向かう森では木漏れ日が優しく迎えてくれ、ワクワク感が高まったところに本格的なワイナリーが現れるという環境に驚かされました。

山の中腹に位置する巨峰ワイナリーは、平野を見渡せるロケーションも魅力です。敷地内にはBBQ施設もありますので、出来立ての絶品ワインを片手にBBQを楽しむなんて贅沢も叶えてくれます。

福岡空港からのアクセス

福岡空港→博多駅(地下鉄空港線 6分)

博多駅→久留米駅(新幹線さくら 17分または、JR鹿児島本線快速・羽犬塚行き 40分)

久留米駅→田主丸駅(JR久大本線・うきは行き 29分)

田主丸駅→巨峰ワイナリー(タクシー 5分または、徒歩約40分)

住所:福岡県久留米市田主丸町益生田246-1

営業時間:9:00〜17:00

公式サイト

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