築130年の京町家で日本の工藝とお茶を楽しむ~京都・KYO AMAHARE

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  • 更新日

    • 2024-05-11

▲photo by Satoshi Asakawa

築130年の京町家を生かした空間で、ゆったりとした時間と文化体験を楽しみませんか?ここには、ブランドディレクターが日本全国の作家や、工房を廻り収集した工藝品やアート作品があり、茶房ではお茶の文化体験を楽しめます。お店の1階に工藝品と茶房が、2階にはアート作品や家具が展示されています。

早速お店の中を見てみましょう!
■おすすめのアートオブジェ・・・作家 水田 典寿(みずた のりひさ)「インパラ」 165、000円、とShimoo Design「浮様 BRION TABLE L鼠」220、000円(消費税込み、以下同じ)

 上部の「インパラ」は流木の素材の力強さを残しながら、アレンジして製作しており、作品を見ていると静かに訴えかけてくるのも感じます。下部の一見古木の様に見えるテーブルはShimoo Designが朽ちてゆくものの中に憧れを抱きながら、新しきものの中に時を刻んだ風合いが特徴です。

▲築130年の町家の佇まいを活かした、2階のアートオブジェ、家具等の展示スペース

■「雨と共に居るという」KYO AMAHAREの世界観を実体験できる茶房「居雨/KYO」

 2024 年春にはKYO AMAHAREの奥に佇む蔵を舞台に福岡の茶酒房「万 Yorozu」茶司、徳淵卓(とくぶちすぐる)氏とのコラボレーションによる茶房「居雨/KYO」が誕生しました。古い蔵を活かした空間で、お茶、御菓子、器を通じて日本の四季のうつろいを感じることができます。茶房で使用する器は全て、KYO AMAHAREで取り扱う作り手によるもの。実際に口当たりの良さや質感を気に入ったらお店で購入することができます。

 季節の茶葉5種と、福井の菓子匠「昆布屋孫兵衛(こんぶやまごべい)」17代目、昆布智成(こんぶ ともなり)が手掛けた菓子が選べるセットになっていて2、750円、5、500円、8、800円の3つのコースがあります。一部のコースではお抹茶やお酒も楽しめます。
 
■おすすめの工藝品①・・・稀少性が高く、日本的な「空間鋳造 鉄急須Egg中 白金色 桐箱入」 22、000円

鋳鉄作家 岩清水さんの工房ブランド「空間鋳造」の作品で、南部鉄本来の伝統を踏まえながら現代の生活の中にある「用の美」を求めて鉄瓶や急須を製作しています。シャンパンゴールド色は下地に金色を塗った後に、その上から白色で塗装し色を落すとこの様な色となり、とても日本の工藝らしい作品です。

■おすすめの工藝品②・・・木製の「浮様 歪ibitsu」 22、000円

器は木製家具や工藝を手掛ける下尾 和彦、さおりのユニット作家が、潔く合理的で「美しい道具」をコンセプトに、日本の文化や美意識を現代の生活に落とし込み製作しています。桜の木を使った全て一点ものの作品で、其々木目柄が違うため、自分の好みの器を選ぶ楽しみがあります。

■訪日ゲストへのメッセージ

お店では日本全国の作家、工房約30カ所以上の作品を一堂に見ることができます。またグローバルな感覚を持ち、クオリティーが高い食器、茶道具や酒器などの工藝品、100号のアート作品、家具など幅広く集めていますので、是非それを体験して下さい。大きなオブジェ、アート作品は海外へのシッピング対応もしています。1階奥には茶房もございますので、合わせて食の日本文化も体現できます。

■お店の場所
住所:
京都市中京区蛸薬師通柳馬場東入る油屋町127