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360年続く東京の老舗店で気軽に、“手漉き和紙体験”ができるって、本当⁉
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エリア
- 関東
- 東京
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カテゴリ
- おすすめ
- 体験レポート
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更新日
- 2021-02-01
老舗デパートや商業ビルが立ち並ぶ東京・日本橋の和紙専門店「小津和紙」は創業360年余りの歴史あるお店です。「小津和紙」では1300年以上受け継がれた日本の伝統技術、手漉き和紙の文化を体験できます。それも、1回500円~で体験ができるというのです。老舗の名店でこんな体験ができるなんて、貴重です。驚きです。
今回は、手漉き和紙作りに挑戦し、その魅力をご紹介します!
豆知識:
手漉き和紙とは、
日本の伝統文化を代表するもののひとつでその名のとおり、機械でなく、手で漉いた和紙のこと。植物の繊維を主原料に伝統的な技法をもちい、職人が一枚一枚丁寧に漉きます。強度と柔らかさがあるのが特徴です。
手すき和紙作りの工程
1.紙漉き
2.1に飾り付け
3.2を乾燥させて、完成
さて、いよいよ、和紙づくりに挑戦です。
1階にある「手漉き和紙体験工房」へ進みましょう。
まず全身の力を出して、棒で漉き舟(すきふね:水槽)の中の紙料(しりょう:水、紙の原料となる”こうぞ”にネリを加えたもの)を攪拌します。
次はいよいよ紙漉き作業。
まず、道具となる漉き桁を紙料に対して垂直に入れ、紙料を軽く掬って捨てる作業を3回行います。続いて紙料を多めに掬い、前後左右に揺すります。
掬う紙料の量、漉き桁を振るスピードによって、紙の厚さが変わります。
全体が均一な厚みとなるよう漉くのがポイントです。
一人で流し漉きにチャレンジすると、紙料を掬ったり、捨てたりするタイミングが難しい!紙漉きの先生に手伝っていただきながら、なんとか上手にできました。
次は~飾り付けの時間です~。
自分が好きな押し花や染めた楮、色紙などでデザインします。金銀の砂子もあります。
脱水して、熱した鉄板に貼り付けて5分ほど乾かせば完成です。
完成しました!
先生が他の体験者の作品を見せてくれてました。うまいですね。本当に初心者ですか⁉完全に、負けました~
体験後の感想:
日本の伝統的なものづくりを実体験でき、和紙の製法や歴史背景なども楽しく学べ、とても貴重な体験でした。出来上がりを見ると達成感を感じました。先生が伝統的な紙漉きの工程を説明しながら教えてくれるので、初心者や子どもでも楽しく作ることができます。
手漉き和紙体験なんて、簡単にできないと思っていましたが、今回、気軽に体験できたのは、大変うれしい経験でした。体験を通じて、手漉き和紙の良さを多くの人に知ってもらいたい、という小津和紙さんの思いを感じました。
手漉き和紙のお土産2選
体験後、和紙が買えるショップへ。和紙を使った小物や雑貨など、全国各地から集められたアイテムが揃います。
外国の方に人気の商品は、御朱印帳。
キットもあり、お好みの和紙で自分だけの御朱印帳を作って、旅の良い思い出として残せます。
約2000種類の手漉き和紙の中から好きなものを選んで
部屋の壁に絵のように飾りつけるのも人気だそうです。
いかがでしたか?皆さんも、貴重な手漉き和紙制作や、和風の小物が欲しいときに、小津和紙を訪れてみませんか?
小津和紙 手漉き和紙体験工房
日本橋本町3-6-2 小津本館ビル1階
☎ 03-3662-1184
1名から予約可能、所要時間 約60分、体験料(A4判)和紙・落水紙500円/枚、デザイン和紙 800円/枚
平日10:30~、11:30~、14:00~、15:00~、16:00~(土曜は15:00~)
※デザイン和紙は、11:30~、16:00~(土曜は15:00~)に開催