台湾とどう違う?日本の「誠品生活」へ行ってきた

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    • 2020-01-23

台湾人の愛する『誠品書店』が日本で『誠品生活日本橋』としてオープンして約3か月。店の雰囲気、人気の商品や体験まで、あらためて、台湾との違いを取材してきました。昔からの誠品書店を知る日本人のファンも、新たな誠品ファンも魅了する誠品の探検、スタートです。

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『誠品生活日本橋』は古き江戸の文化が残る街、日本橋のCOREDO室町テラス内にあります。

書店・文具ゾーン、セレクト雑貨・ワークショップゾーン、そしてレストラン・食物販ゾーンの3つにわかれ、およそ台日の100ブランドを扱っています。通りには暖簾が配置され、各ショップやエリアにはこの暖簾をくぐって入ります。

1.セレクト雑貨・ワークショップゾーン

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さっそく、暖簾をくぐってやってきたのは「にじゆら」。中を覗くと色とりどりの手ぬぐいが販売されています。

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手ぬぐいを額や掛け軸のように飾るのはアート感覚で素敵ですね。

そして、ここでは手ぬぐいの染色体験ができます。「糊置き」「染色」「洗い」「乾燥」までの全工程を職人さながらに体験できるのです。

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いくつかの柄から好きな柄を選べます。私は今回、日本らしい柄を選びました。

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さて、いよいよ染色体験開始。今回、ご指導くださったのは、柔らかな笑顔が印象的な小島先生。

不器用な方も安心して。先生が丁寧に教えてくれますよ。

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糊で土手(敷居)を作り、塗り絵をする感覚で、色付けしていきます。

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染色した布を洗い、乾かすとジャーン。完成です。世界にひとつだけの、私の手ぬぐいです。

s8台湾をイメージしたパイナップルやマンゴーの手ぬぐいも販売しています。日本の誠品生活ならではの商品です。

■にじゆら

[体験実施日予定] 月、水~日 時間 11:00~ 15:00~ 17:30~ 各回2名

[料金予定]  1名 4000円(税別) *手ぬぐい2枚分(約180cm)を当日お持ち帰り頂けます。

[体験定休日予定] 毎週火曜日 * ※祝日の場合などはお問い合わせください。

予約サイト:https://reserva.be/nijiyura_nihonbashi

さて、つづいてセレクト雑貨のエリアへ。

そこで日本人に人気の「日本の人気雑貨」と「台湾の人気雑貨」をそれぞれ聞いてみると。。。

日本雑貨人気No1:町火消しのイラスト入り文具

江戸時代の町人による消防団「火消し」のイラストが入ったノート類が人気。かっこいいようなかわいいような。。。日本橋らしい、なかなかシブいチョイスです。

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台湾雑貨人気No1:Pokeat環保食物袋

「バック自体がそのまま食器になるなんて。」ユニークさと共に、これぞ究極のエコ!という点が日本人にも受けています。

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日本の雑貨も、台湾の雑貨もどこかユニークで遊び心のある雑貨が人気でした。

2.レストラン・食物販ゾーン

つづいて、誠品生活市集へ。

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ここでは、人気の台湾食品や体に良いものを中心に台日の食品が一斉に揃っています。

日本人に人気の台湾の商品はこれ!

★蒜香青豆

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ニンニクの味がしっかりしていて、やみつきになると日本人にも好評です。

日本のお土産に選びたいのはこの2品

★ミソパウダー

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日本のみそを持って帰るのは重いけど、これならパウダ―状なので、軽い!

味噌風味の調味料として、塩がわりにステーキやパスタはもちろん、バニラアイスにかけてもおいしんですって。

★サムライせんべい~おかき~

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パッケージに一目ぼれ。北海道の人気せんべい屋のおかきです。ちょっと変わったお土産を探している人におすすめ。

3.書店・文具ゾーン

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ここには、選んだ本を畳でくつろぎながら読める、日本ならではのコーナーがありました。s16

選書コーナーでは、台湾選書と日本選書があったほか、日本の社会を反映した日本人の「働き方改革」に関する本や、また台湾の同性婚合法化に関する本がありました。

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また壁には台日のアーティストによる印象的な日本・台湾を表現したものもあり、本にふれ、アートに触れ、思わず時間を忘れる楽しいひと時でした。(現在、この企画は終了しています)

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川島小鳥撮影のめっちゃかわいい子供の写真

いかがでしたか?

台湾の誠品書店のスピリットはそのままに、日本ならではの魅力がプラスされた「誠品生活日本橋」。

次はあなたの目で確かめてみませんか?

誠品生活日本橋