京都でローカルに愛されている銭湯を~サウナの梅湯

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  • 更新日

    • 2023-02-03

 昔から銭湯は、身体を洗い、1日の疲れを癒すだけでなく地元の人々の情報交換やコミュニケーションの場になっています。サウナの梅湯はJR京都駅や繁華街の四条河原町に近く、深夜まで営業しています。京都観光や買い物で疲れた身体を暖かいお湯で癒し、京都の人々と触れ合い、観光とは趣の違う素晴らしい体験が楽しめます。皆さんも京都で銭湯体験を楽しみませんか。

 銭湯では入口で入浴料490円(消費税込)を払います。入浴に伴うタオルはレンタルでき、石鹼やシャンプー、リンスも備えているので手ぶらで入浴できます。先ず浴室に入る前に、銭湯での利用ルールを知っておきましょう。

▲浴室に入る際のルールが、漫画で描かれています

■入浴方法
 ①浴室では水着は着用できません、裸で入るのが基本です
 ②銭湯は男女別々で、仲がいいカップルも我慢して下さい
 ③浴室にタオルを持ち込めますが、湯舟ではタオルを持って入れません
 ④浴室に入ったら、先ず石鹸で身体を綺麗に洗ってください
 ⑤髪の長い方は髪の毛を束ねましょう。では裸のお付き合いを楽しんで下さい。

脱衣場で服を脱ぎ、持ち物をロッカーに入れ、準備ができたらGO!
浴室内
 浴室内には2つの主湯(おもゆ)が有ります。両湯とも天然の地下水を使い、43°(冬場)に熱してお湯として使っていますが温泉ではありません。一つは風呂の中から泡が噴き出すジェット風呂、もう一つ湯は湯舟が少し深くなっている為、首まで浸かりじっくり身体を温めることができます。

▲浴室入り直ぐに黄色などの桶が有ります、これを使い先ず身体を綺麗に洗います。写真は男湯の浴室

▲女湯の浴室、右が淺湯、真中が深湯
 
 他にも「薬湯」や、湯舟の中に電気を流す「電気風呂」が有ります。電気風呂は身体中を、少し強い電気が走るのでびっくりするかもしれません、心臓が弱い方にはお勧めできません。また、サウナの利用者には「水風呂」もお勧めです。

サウナルームの隣に設置された水風呂

 また、サウナの梅湯では入浴を楽しむだけでなく、スタッフが企画したオリジナルグッズをお土産として購入できます。
サウナの梅湯限定商品①・・・サウナの梅湯のオリジナル白タオル 1枚600円(以下表示金額は消費税込み)


 
厚手のタオルで使い易く、シーズン毎にデザインが変わるのでお土産に最適です。デザインは常連客のアーティストが担当されたそうです。

サウナの梅湯限定商品②・・・お約束巾着 各1,200円


 
銭湯を利用するルールを漫画で表現した布製の袋です。ユニークな漫画に、思わずくすっと笑ってしまいます。漫画の部分が赤・オレンジ・緑・紫・茶の5色有ります。

サウナの梅湯限定商品③・・・手作りドリンク 各220円

▲左からみかん水、メロンサワー、ひやしあめの各ドリンク。

 小さなお店で販売されていた、昔ながらの味を再現した手作りのドリンクです。お風呂上がりに、喉の渇きに是非お試しください。ミカンの味はしませんが、みかん色をした甘いジュースの「みかん水」、乳酸菌飲料系の少しまったりした味の「メロンサワー」、たっぷり擦り下ろした生姜味がきいた、昔ながらのドリンク「ひやしあめ」の3種類があります。

■訪日ゲストへのメッセージ
 銭湯の楽しさは名前も知らない人との出会いとコミュニケーションをする事です。入浴者同士、それぞれマナーを守りながら、銭湯体験を楽しんで下さい。
 コミュニケーションが得意でなく静かに入浴を楽しみたい方は、お風呂の壁面に掲載された月1,2回発行の「梅湯新聞」を読んで楽しんで下さい。地元の人や梅湯のスタッフが日頃気づいた事が書かれ、読むと思わず心が和みます。また、館内で音楽ライブやフリーマーケットを開催したりしていますので、温浴以外も楽しんでください。

中に入って直ぐのロビー、常連客の野菜やオリジナルグッズの販売、コミュニケーションの場になっています。

▲小さな川に面していて、周辺にはカフェやクラフトビールのお店があり、散策にも最適です。

サウナの梅湯の基本情報
  京都市下京区木屋町通り上ノ口上ル岩滝町175
    営業時間:14:00-26:00(但し土・日は06:00-12:00も営業)
    定休日:木曜日