ものづくりやアートを体験!新潟の4都市がもつ文化巡り旅

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    • 北陸信越
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  • 更新日

    • 2021-06-15

職人の街・燕三条に始まり、温泉と大きな神社がある街・弥彦、錦鯉の街・小千谷、そして最後に芸術の街・十日町と、新潟県にある4つの街の文化や特徴について紹介します。

新潟の4都市がもつ4種の特色を巡る旅

東京よりも北に位置する新潟県。日本海に面する縦長の県です。日本人は一般的に、新潟というと米と酒が頭に浮かびます。特に魚沼地方のコシヒカリは上質と名高く、それから作られる酒ももちろん極上の味。

訪日客は、ガーラ湯沢スキー場や苗場スキー場といった、新潟の有名なスキー場に足を運んだことがある方も多いでしょう。今回はさらに踏み込んで、スキー場以外の4つの都市をピックアップ。それぞれがもつ魅力について迫ります。

Niigata

旅の始まりはものづくりの街・燕三条へ。そして温泉と神社、四季折々の景色が美しい公園のある弥彦へと続きます。

それから錦鯉の街・小千谷(おぢや)に向かい、最後に湯沢町の隣、芸術の街・ 十日町へ訪れました。

東京からもっとも快適に行けるのは、東京・上野駅から乗れる上越新幹線です。海外からの旅行者には、お得なJR EAST PASS (長野、新潟エリア)とJAPAN RAIL PASSが使えます。


■目次

燕三条ものづくりの街・ 道の駅 燕三条地場産センターで特産品を見てみよう
・ 歴史を学び、タンブラー作り体験もできる燕市産業史料館
・ 200年の歴史を誇る鎚起銅器の老舗、玉川堂の工場見学
弥彦 神社や公園、温泉が楽しめる街・四季折々の美しさをもつ 弥彦公園
・日本様式の建築物が魅力の彌彦神社
・大パノラマを見るなら弥彦山ロープウェイ
・古きよき旅館・みのやの温泉に入ろう
小千谷 錦鯉の街・錦鯉の生まれ故郷 錦鯉の里
十日町 芸術の街・越後妻有里山現代美術館 [キナーレ]
・鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館
・まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」
・清津峡渓谷トンネルのライトケーブ(光の洞窟)
・途中で見かけた気になるアート作品
・十日町市博物館で歴史を学ぶ
・受け継がれてきた文化を知るきもの絵巻館
・名物・笹団子作り体験
・ 十日町市内の宿泊所
・十日町ふれあいの宿交流館
・農家民宿さんぜん




1,燕三条ものづくりの街


燕三条

今回は上野駅から新幹線に乗車しました。燕三条駅までは、片道8,700円、所要時間は約1時間40分です。

燕三条

列車を降りるなり目に飛び込んできた、超巨大なフォークとナイフ。ただ私たちを驚かせるためだけに置かれているわけではありません。食卓に並ぶスプーンやフォークといった金属洋食器は、実に国内の90%以上が燕三条で生産されているのです。

燕三条


燕三条とは燕市と三条市の2つの都市の総称です。いずれの市もそれぞれ金属加工産業が盛んな地域。燕市は工芸品と洋食器の生産が、三条市は包丁などのキッチン用品や工具が有名です。

しかし、なぜ洋食器の製造業がここまでシェアを広げているのでしょう? 今回の旅でものづくりの街として発展してきた経緯や歴史を見ていきましょう。

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https://matcha-jp.com/jp/10191